本日もHiLIQさんの提供でニコチンソルトベース液Aをレビューします。この製品は添加用として販売されている物で濃度は200mg/mlと非常に高く、そのままでは使用出来ないのでご注意ください。ニコチンソルトはHiLIQさんの説明では通常のニコチンより実際の煙草に近い血液吸収率で喉への刺激が弱いのが特徴で20mg/mlから40mg/mlぐらいの濃度にしたリキッドをポッド型の電子タバコで使用するのが一般的なようです。また、HiLIQではAタイプとBタイプの2種類が用意されており、Aタイプがフルーツ酸でBタイプが無機酸で製造されているとか。同じニコチンソルトでも刺激や体感は異なるようです。今回はノンフレーバーのVG/PG混合液で濃度20mg/mlに希釈して使用します。使用環境はカンタルクラプトン0.64Ωコイル装着のHcigar Maze V3。
味 | ★★★★☆ | VG/PG混合液の味がそのままするので味への悪影響は殆ど無し。通常のニコチンと異なりピリピリする刺激は少なめ。 |
オリジナル性 | 無評価 | 現行だと濃度200mg/mlでPGベースのみ販売中。容量は30ml/100ml/120mlの3種類。 |
濃さ | ★★★★☆ | 通常のニコチンより濃度高めに調整する都合上、もうちょっと高い濃度の選択肢があったら良さそう。 |
総合評価 | ★★★★☆ | 辛味や刺激が少ないながらも濃度の調整次第で吸い応えは十分に出せ、味への悪影響も少ない。 |
過去にレビューしたAmber LeafなどにもAタイプのニコチンソルトが添加されていたので初めてではなかったのですが、ノンフレーバーで吸ってみると味への悪影響が殆ど無いのが良く分かりました。通常のニコチンで吸い応えを出す為に濃度を高めるとピリピリ辛い刺激があってリキッドが不味くなる事があるのですが、ニコチンソルトは不快な刺激が少なくタバコに近い吸い応えがしっかり得られます。
欠点としてAタイプのニコチンソルトはガンクが付きやすいという話があり実際にAmber Leafを吸ってた頃はコットンが駄目になるのが通常のニコチンより速かった気がします。ポッド型で使用する場合は交換用コイルの寿命が通常のニコチンより短くなる事も想定されるので気になる部分ではありますね。それと今回使用したRDAでは20mg/mlの濃度で丁度良かったのですが、ポッド型だと40mg/mlぐらいの濃度が私にはあってそう。ここら辺は人それぞれ最適な濃度が異なるので、慎重に調整して最適な濃度を探る必要があります。
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